
巨人などで活躍した、金田正一氏。
プロ野球史上最高の投手と同時に
最高のサウスポー。400勝投手。
現在となっては、当たり前に聞くサウスポーという言葉。
しかしサッカーなどでは、「レフティ」など言いますが、なぜサウスポーという言葉が根付いていったのか。
諸説ありますが、その一つとして野球から生まれたという説があります。
左利きをサウスポーと呼ぶのは、野球の始まりの地、アメリカが始まりでした。
直訳すると、「南の手」となりますが、なぜ南で左利きになるのか、
その昔、アメリカで野球が始まりスタジアムが設計される際には以下のような工夫が施されていました。
・ホームベースが西にあってグラウンドは東北東に向いてる。
・ホームベース裏の観客席には屋根がついていて、陽の光が入らないようになってる。
上のものは、ピッチャー西日が差さるのを防ぐため、
下のは観客が見やすくするためといった理由からですが、
そうなると、一塁が南、三塁は北ということになります。
つまり、左利きの投手がボールを持っている方角が一塁側(南側)ということになるので、
南の手から投げ込むのでサウスポー。というのが、始まりではないか。
と、されていました。

ちなみに他には他にはこんな説があります。
・アメリカの大リーグの左利きには、アメリカ南部の出身者が多かったから
・映画「ロッキー」に出てくる話で、
「その昔、アメリカのフィラデルフィアに、
ケンカが滅法強い男がいた。
そいつは左利きだったから腕はいつもニュージャージーを向いていた。
つまり、南を向いていたってわけだ。
だからそいつは「サウスポー」と呼ばれるようになったのさ。」
ただしこちらに関しては、
映画の話なので、真意の程は不明となっています。