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| 元・巨人 桑田投手。18番って言ったら この投手をイメージする方も多いはず |
横浜と言ったらこの人。番長こと三浦投手。現在はコーチですが、番号は変わらず18番 | 今季からメジャーのツインズでプレーする前田投手。 広島在籍時からこの番号でした |
プロ野球では、その球団の顔となる(なってほしい)投手がエースナンバーと呼ばれる18番をつけます。
球団によっては違う番号がエースナンバーとされるケースがありますが、(中日ドラゴンズでは20番がエースナンバー)19:20 2020/05/2719:20 2020/05/27
一般的には18番が多いです。現役でも菅野投手(巨人)、田中将大投手(ヤンキース)がつけていますが、
一体なぜ18番がエースなのか、またいつごろからそうなったのか。
その辺の解説をしていきたいと思います。
なぜ、18がエースナンバーと呼ばれるのか。
それには諸説ありますが、歌舞伎界で得意としていた演目を「歌舞伎十八番」(おはこ)といったことから、
得意とする芸という意味で「十八番」が使われるようになった。
そこから派生して、野球界でも一番秀でているものが「十八番」とされてきたという見方。
他の説としては、
球界の中心に座る巨人において、藤田元司氏、堀内恒夫氏、桑田真澄氏という好投手が18番をつけていたことから。
徐々に「18番=エース」となっていったという見方もある。
桑田に憧れた投手も多く、松坂大輔が西武に入団するときも「18」をつけ、入団会見では桑田への憧れを口にしている。
先ほども書いたように球団によって、
エースナンバーは変わってきます。
ある球団ない球団ありますが、ざっくりこんな感じです。
中日ドラゴンズ=20番
ヤクルトスワローズ=17番
ソフトバンクホークス=21番
日本ハムファイターズ=11番
こちらは主な理由としては、歴代の大投手が着けていて、
脈々と受け継がれているという理由です。
中日→「フォークの神様」と呼ばれた、杉下茂氏や、星野仙一氏、
現役では2年目でエース候補と期待される梅津投手が着けてます。
ヤクルト→ヤクルト史上、最高の右腕と呼び声が高く、初優勝にも貢献した松岡弘氏、
新人王も獲得した川島亮氏など。現在は3年目の清水投手が着けている。
日ハム→この球団は少しレアで歴代というよりか、ここ10年くらいしか遡りません。
NPB通算防御率が1.99と圧巻の成績を残しているダルビッシュ投手(カブス)や、
二刀流でお馴染みの大谷選手(エンゼルス)と2名続けてメジャーリーガーに
なっていることから、エース番号とされました。現在は空き番号です。
このように各球団、背番号には深い歴史があります。
プレー以外にもこんな観点で観てみるのも面白いかもしれませんね。